ど冷えもんの1ヶ月の売上ってどれくらい?→場所と商品による。

売上

ど冷えもんを導入しようか迷っているけど、どれくらい売上があがるんだろうか...とお悩みのところでしょう。先に言っておくと、「場所と商品による」というのが結論です。ただ、見方を変えると、売れるモノを売れるトコロに置けばいいとも言い換えられるでしょう。

この記事の内容

  • 売れる商品、売れる場所の共通点
  • 設備投資を回収するまでの期間
  • 導入の初期費用を抑える方法

ど冷えもんの導入をご検討なら、弊社、(有)アイシステム(熊本県熊本市)までお気軽にお問い合わせください。実機のご見学やお見積りだけでも、喜んでご対応させていただきます。

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ど冷えもんの1ヶ月の売上ってどれくらいになるのか

売上計算

ど冷えもんを置いたら1カ月にどれくらい売り上げてくれるのか、気になるところですよね。TVやネットニュースで取り上げられた事例や直接耳にした事例をあげて紹介していきたいと思います。

冷凍の「ご当地ピザ」を販売するど冷えもん

東北地方にある、ご当地の食材を使った本格ピザ屋さん。そこが設置したど冷えもんは、一ヶ月の売上が100万円にものぼるとのこと。本格窯焼きピザを中心に、その地域の人気食材を使ったピザを1枚500円~1,000円の価格帯で販売されています。

このど冷えもんが置かれている場所は、際立って人通りが多い場所ではありません。だけど、隣に24時間営業の大型店舗があって、そこを利用されるお客さんがついでに買われているんだとか。

肉料理をメインに販売するど冷えもん

首都圏にある、肉料理をメインとしたラインナップのど冷えもん。そこは、一ヶ月の売上が150万円にものぼるとのこと。ハンバーグやメンチカツ、牛すじ煮込みなど肉料理をメインに、1,000円~1,500円の価格帯で販売されています。

このど冷えもんが置かれている場所は、マンションが立ち並ぶエリア。縦方向にたくさん人が住んでいるエリアはやっぱりすごい!密集エリアはよく売れるようです。

みんな大好き「餃子」を売るど冷えもん

九州地方で「餃子」を販売しているど冷えもんは、一ヶ月の売上が、な・な・なんと200万円にものぼっているそうです。メニューは餃子のみ。餃子は強いですね~。むかし聞いたお話によると、餃子が嫌いな人は5%くらいしかいないのだとか。

このど冷えもんが置かれている場所は、車通りが多い幹線道路沿い。そして、ロードサイドに家電量販店や自動車販売店、大型スーパーなどいろんなお店が立ち並ぶエリアです。

地元で有名な「お団子」を売るど冷えもん

中部地方にある、地元ではちょっとした人気をほこっているお団子屋さん。そこが設置したど冷えもんは、一ヶ月の売上が30万円ほどだととのこと。利益は出てそうですが、餃子やピザに比べるとそれほどではないように感じてしまいますね。

このど冷えもんが置かれている場所は、大通りから一本入りこんだところにある自社直売所の前。お店の集客力でなんとか人を集められてそうな印象です。

知る人ぞ知る「冷凍生食パン」のど冷えもん

近畿地方でこだわりの「冷凍生食パン」を販売しているど冷えもんは、一ヶ月の売上が20万円ほどだととのこと。生食パンを食べる人は、母数が少ないような気がしますから、それでも20万円も売り上げてくれるのはすごいことなのでしょうが...

このど冷えもんが置かれている場所は、都市部から少し離れた、ちょっと裕福そうな一戸建てが立ち並ぶ住宅街にあるお店の前。テスト的に別の場所に移動してみて、もっと売れる場所を探してみるというのもいいかもしれません。

結果:どこで何を売るかが売上げを左右する

5つの事例をもとに紹介していきました。ど冷えもんを置いたら1カ月にどれくらい売り上げてくれるのか、その結果は「どこで何を売るかが売上げを左右する」という、分かりきっていたような結果でした。

だけど、その結果から、ど冷えもんを活用して「どこで何を売ればいいか」というのが見えてくるのではないでしょうか。次の章では、たくさん売り上げているど冷えもんの共通点をさぐっていきます。

 

ど冷えもんはどこに置けば売上げがアップする?

売上アップ

ど冷えもんをどこに置けば売上げがアップするのかというと、人が多く集まったり通ったりする場所です。なんだか当たり前のようなお話ですが、とても重要なことです。冷凍食品を買いに、山奥まで行ったりは誰もしませんから。

売れている場所

  • 人通りが多い駅前や商業施設周辺
  • 交通量が多い幹線道路沿い
  • 縦に人がいっぱい住んでるエリア

設置したばかりのときは、話題性で人が集まることもあるでしょう。ですが、自動販売機は、お店とちがって時間をかけて足をはこぶような存在ではありません。だから、商圏は店舗よりせまいと考えておいたほうが、継続的な売上アップにつながっていきます。

 

ど冷えもんで売上アップが見込める商品とは

冷凍食品

ど冷えもんで何を売れば売上げがアップするのかというと、ど冷えもんじゃなくてもよく売れている商品です。これも、なんだか当たり前のようなお話ですが、事前に調べることで「全然売れない」を回避することができます。

よく売れる商品

  • 冷凍食品の売上ランキング上位の商品
  • 夕飯の定番メニューに入っているもの
  • お店の看板商品でリピート率が高いもの

「冷凍食品 売上ランキング」で調べるといくつかのランキングが出てきます。これを見ると、ギョーザ・唐揚げ・お好み焼きなど上位に入っている商品が、実際にど冷えもんでもたくさん売れています。

また、夕飯の定番メニューに入っているものだと、定期的に買ってもらえますから、安定した売り上げをもたらしてくれます。例えば、サバの味噌煮とかアジフライ、ハンバーグなど...

反対に、年に1,2回しか食べないような「お雑煮」や、一生に1回食べるかどうかみたいな異国の料理だと、望ましい売上には達しないことがかんたんに想像できますよね。

 

ど冷えもんの売上と設備投資回収について

投資回収

ここまで、ど冷えもんでいくら売り上げられるかについてお話ししてきました。しかし、それよりも、損益分岐点設備投資を回収する期間のほうが大切です。たとえば「ど冷えもんの導入費用を回収するのに20年かかりました。」だったら、他のことにお金を使ったほうがいいですから。

まず、損益分岐点と設備投資回収期間を計算するにあたって、次のように仮定しておきます。あくまでも仮です。

前提条件

  • 販売価格1,000円の餃子を販売
  • 粗利は50%の500円
  • 消費税、法人税・所得税は考慮しない
  • 在庫補充や現金回収等のオペレーションコストは考慮しない
  • 餃子の廃棄損は考慮しない
  • 自社所有の土地への設置として計算(土地の賃料は考慮しない)
  • ど冷えもんの導入費用は200万円として計算
  • 電気代は月1万円で計算

すると次のようになります。

  • 固定費:月1万円(電気代)
  • 変動費:売上の50%(冷凍餃子の製造原価)

これで計算してみると、次のグラフのようになります。

損益分岐点

ざっくりとした試算でしたが、仮定した条件で計算すると、2万円分売れば利益がうまれるという結果になりました。そして、毎月20万円分売れば2年ほどで設備投資を回収してしまいます。

ここでびっくりなのは、月に100万円~200万円も売り上げているど冷えもんは、たったの数カ月で設備投資金額を回収してしまっているということです。

期待に胸がふくらみませんか?

だけど、気をつけていただきたいのは、今回の試算はざっくりとしたものだということです。ご自身で、実際にかかる費用を全部洗いだして、ど冷えもんの見積りもとって、しっかりと計算されてみることをおすすめします。

 

初期費用をおさえてど冷えもんを導入するには?

ど冷えもん

最後に、できるだけ初期費用をおさえてど冷えもんを導入する方法をお伝えしておきます。その方法は、一次代理店を経由して購入することです。なぜなら、間に入る業者が減れば減るだけ安くなるからです。あとは、一次代理店がどれだけ値引きしてくれるかによりますが。

また、一括で購入するのはちょっと...という方には、リースで契約するというのも一つの手です。月々2万円台~のリース料で、ど冷えもんを導入することができます。

ちなみに、弊社、(有)アイシステム(熊本県熊本市)も、ど冷えもんの一次代理店をやらせていただいております。ど冷えもんの導入を検討されているなら、こちらからお気軽にお問い合わせくださいませ。お見積りだけでも喜んで対応させていただきます!

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有限会社アイシステムは、自動化・省力化の専門家として、自動制御装置や制御盤・各種生産設備の設計・製作・改造、また、冷凍自動販売機の販売・設置・メンテナンスなどの事業を展開しています。

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