補助金や助成金を使って冷凍自販機“ど冷えもん”を導入できないかな?とお調べの方に向けて、採択事例をもとにご紹介していきます。調べた結果、補助金の中では事業再構築補助金を活用して、ど冷えもんを導入されているお店や会社が多いような印象でした。
この記事の内容
- ど冷えもんに使える補助金3選
- 冷凍自動販売機の採択事例
- 補助金の相見積もりについて
ど冷えもんのお見積りが必要なら、弊社、(有)アイシステム(熊本県熊本市)までお気軽にお問い合わせください。実機のご見学やお見積りだけでも、よろんでご対応させていただきます。
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ど冷えもんの導入が補助対象となる補助金・助成金
ど冷えもんの導入が補助対象となる補助金・助成金は、よく活用されているものが3つあります。今回は、その3つの補助金・助成金についてご紹介していきます。(※一部、個人的な見解も含まれますので、正確な情報は担当省庁の公募要領で確認してくだい。)
ど冷えもんの補助金3選
- 事業再構築補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり補助金
事業再構築補助金
事業再構築補助金とは、新型コロナウイルス感染症の影響で売上げが落ちこんでしまった事業者の挑戦を支援する補助金です。そして、ウィズコロナ・ポストコロナでの社会の変化に対応するために新しい分野への挑戦、事業の転換、事業の再構築に取り組む事業者を支援するためのものです。
冷凍自販機“ど冷えもん”は、非接触・非対面で商品を販売することができるので、ウィズコロナ・ポストコロナ時代に適したマシンだと言えます。
事業再構築補助金事務局
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が持続的な経営に向けて、地道な販路開拓や、業務効率化(生産性向上)の取り組みにかかる経費の一部を支援するための補助金です。地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的としています。
冷凍自販機“ど冷えもん”の導入によって、新しい客層への販路をつくることができたり、自動販売だから生産性向上にもつながったりと、要件はみたしているようです。
持続化補助金事務局
ものづくり補助金
ものづくり補助金とは、正式には「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」のことで、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的なサービスの開発、試作品開発、生産プロセスの改善のための設備投資などを支援する補助金です。
「ものづくり」と聞くと、機械部品を作っている会社のようなイメージが浮かびますよね。だけど、この補助金は、幅広い業種が対象で、生産性向上につながる設備の導入なら補助対象なのです。もちろん、ど冷えもんの導入も。
ものづくり補助金事務局
採択事例|事業再構築補助金で“ど冷えもん”を導入
さて、事業再構築補助金で“ど冷えもん”(冷凍自販機)を導入した採択事例を紹介していきます。ここでは2022年10月現在、最新の第6回公募の採択結果を紹介します。第5回公募以前の採択結果も知りたいという人は、事業再構築補助金事務局HPで確認してみてください。
(※“ど冷えもん”の商品名は出ておりませんが、冷凍自販機市場は“ど冷えもん“が大多数を占めているため「冷凍自販機=ど冷えもん」と仮定して紹介しています。)
事業計画名 | 事業計画の概要 |
中食を冷凍自販機にて24時間365日販売を実現 | コロナを機に冷凍自動販売機を使った事業にチャレンジする。販売する商品としては、中食需要をターゲットとする為、焼く必要がないよう、電子レンジ等で加熱後すぐに食べられるものを主なラインナップとする。 |
居酒屋店舗改装工事&冷凍自販機設置・広告看板、新聞折り込みチラシで集客計画 | 当社は福島県郡山市で居酒屋を13年経営している。コロナの影響によって大幅の売上減少があったため既存事業だけでは利益確保が難しいと判断し、居酒屋店舗を改装し、冷凍自販機設置にてお店の看板商品の海軍カツカレーと牛すじ煮込みを販売する事とした。広告大看板作成設定・新聞折り込みチラシで集客を見込む。 |
食肉卸売業者による冷凍自販機を活用した地域住民への非対面直販事業 | 冷凍自販機を活用した販売により、非対面型でありながら、食肉卸を営む弊社ならではの高品質な食肉と加工食品を安価に提供する事ができます。また、加工食品は取引先飲食店と共同開発することで、当該飲食店の宣伝効果も期待できます。 |
パンやベーグルを24時間テイクアウト可能に!冷凍自販機設置事業 | 店舗で提供しており、インターネットでも冷凍販売している人気商品のパンやベーグルについて、新たに冷凍自販機での提供を開始し、24時間いつでもすぐに買えるようにすることで、コロナ禍で拡大する中食需要を取り込む。 |
急速冷凍装置と冷凍自動販売機を活用したカジュアルな料理の製造販売による事業再構築 | 洋食店・イタリアンの店で腕を磨いた社員が、地元の豊富な食材で作るカジュアルな料理を急速冷凍装置と冷凍自動販売機を活用し、いつでも・どこでもお店の味を楽しめる食品製造販売業により事業再構築を目指します。 |
ECサイト・冷凍自販機市場への挑戦!老舗焼肉店の味を全国へ | 課題は新型コロナで下落した売上の回復、ポストコロナ社会への対応力獲得。解決策は冷凍食品の生産、ECサイト・冷凍自販機市場への投入。効果は新規事業による販路拡大、既存事業とのシナジーによる売上拡大です。 |
地元三崎港直送!まぐろ餃子の冷凍自販機による非接触型販売事業 | 全国でも屈指のまぐろの水揚げ高を誇る三浦市・三崎漁港から揚がったまぐろを使用し、非対面・非接触の冷凍自販機で、まぐろ商品に特化した加工商品の販売に取り組み、新たな収益の柱とする。 |
自社製造の惣菜等の冷凍食品自動販売機による無人販売事業 | 新型コロナ禍で外食が減る中にあって、中食用の冷凍食品の売上が伸びている。今だからこそ当事業を活用して設備投資を行い、冷凍自動販売機を活用した非対面・非接触販売による新事業形態で地域への貢献と事業再生を図る。 |
ラーメン等の冷凍食品化及び自動販売機などでの販売 | 当店人気メニューであるラーメン・餃子などを冷凍食品化し、自動販売機での販売やテイクアウト販売などを行う |
ラーメン・餃子の冷凍食品無人販売事業への新分野展開 | 冷凍自動販売機を用いたラーメン・餃子の販売を行う。同時に原価率の高い生産方法を見直し、製造設備導入を行い原価率低減に努める。Webサイト,ECサイト,SNSを構築しネットによる通信販売事業を行う |
冷凍自動販売機を用いたホルモンの無人販売事業への進出 | 外食機会の減少によって高まった一般消費者ニーズへ対応すべく、冷凍自動販売機によるホルモン無人販売事業に着手する。 |
創業100年の老舗製麺所が「オリジナル冷凍麺」の自販機・EC販売で顧客拡大! | 「ゆで麺・オリジナル麺製造の実績とノウハウ」「オリジナル麺(うどん・蕎麦・中華麺・パスタ)の開発力」という強みと「冷凍食品市場の伸長」という機械を活かして、「オリジナル冷凍麺」のDtoC(冷凍自動販売機・ECサイト直販)に取組み、売上のV字回復をねらう。 |
内食需要に対応した独自ラーメンのテイクアウト及び冷凍自動販売事業 | 店内飲食が主であった事業形態を刷新し、密を避けて店外窓口で完結できるテイクアウト対応や、冷凍自動販売機による当社こだわりのラーメンを営業時間問わず24時間販売可能とすることで販路を拡大して売上向上を図る。 |
一流ホテルに認められた冷凍ケーキの自動販売機による非接触型販売 | 一流ホテルへ冷凍ケーキを提供していたが、コロナ禍で外食が控えられたため、新たに、多忙を極めるOLやサラリーマン、共働き世帯及び個食化のニーズに取り込み一般消費者に直接美味しいスイーツを提供する計画である。 |
こだわりの「肉汁たっぷり」のハンバーグの通販と冷凍自販機販売 | 当店のウリである「肉汁たっぷりのハンバーグ」を美味しく食べて頂くために味わってもらうための「急速冷凍技術を取り入れたこだわりのハンバーグのECサイト及び冷凍自動販売機での販売」 |
自動販売機によるこだわりの冷凍食品販売事業 | 感染症下で飲食店への卸販売が激減したことと地元の常連客が密を避けて来店を控えることが課題。巣ごもり需要を捉えるため自動販売機でのオリジナル商品販売を開始し、感染症下でも収益力の安定化を目指す。 |
キャッシュレス冷凍自動販売機を活用した小売業への参入 | 既存事業である店舗型飲食業で得た技術及びノウハウを活用し、当店自慢の料理を冷凍自動販売機で提供することにより、地域に元気と笑顔を届ける。 |
老舗料亭が挑戦する新しい販売スタイル・移動販売と冷凍自販機の導入 | 新ビジネスとして移動販売車による仕出し弁当やお惣菜の販売。サイネージ機能付冷凍自動販売機による広告宣伝を兼ねた高品質冷凍商品の無人販売を展開する。新市場での新規顧客獲得と販路の拡大で売上の回復を目指す。 |
冷凍自動販売機の設置による居酒屋店、人気餃子の非対面販売事業 | コロナ禍で居酒屋需要が減ったことから新たな柱となる事業として、調理技術を活かし、地元の旬の食材を使った自家製冷凍餃子を開発して、中食ニーズを取り込み冷凍自動販売機を導入することで事業再構築に取り組む。 |
冷蔵・冷凍食品の自動販売機事業による企業のアップデート | 今回の補助事業により「冷蔵・冷凍食品の自動販売機による無人販売」という新たな事業への参入を行う。その為の内容として、HPの作成・冷凍・冷蔵機能付き自販機の導入・広告宣伝を行う。 |
焼鳥店から冷凍煮込みうどんの製造と冷凍自動販売機による販路確保 | コロナ禍で居酒屋業態の売上は減少している。本事業は独自の調理技術とメニュー立案力を活用し、冷凍自動販売機の導入により、焼鳥店から冷凍煮込みうどんの製造・販売へ業種転換を行う。巣篭もり消費の需要への対応で競争力強化を図り、収益力を高めて事業の再構築を図る。 |
無添加作りたての看板メニューを冷凍自動販売機で24時間販売 | 新事業として当社の看板メニューである焼き鳥などの商品を急速冷凍し自動販売機で24時間販売する。コロナ禍の外出自粛により家で食事をする機会が増えていることからも、感染を気にせず気軽に購入することのできる自動販売は需要があると期待している。 |
依存型飲食店から、冷凍自動販売機を活用した【生産→開発→加工→流通→販売】型への事業転換 | 自社の中核事業である飲食店営業から得た経験知識を活かし、非接触型である冷凍自動販売機事業に参入。既存通販サイトとのシナジー効果を狙いつつ、5年間で総売上の70%を新規事業にシフトさせる計画 |
非対面の自動販売機、デリバリーによるハイブリッド冷凍食品の販売事業 | コロナ禍の中市場が急拡大している冷凍食品の非対面の自動販売機、デリバリー、ECサイトでのハイブリッド販売を開始します。事業DX化にも取組を行います。売上をクラウドで管理し労働生産性の向上も繋げます。 |
採択事例|小規模事業者持続化補助金で“ど冷えもん”を導入
次に、小規模事業者持続化補助金で“ど冷えもん”(冷凍自販機)を導入した採択事例を紹介していきます。ここでは2022年10月現在、最新の第8回受付締切分の採択結果を紹介します。
都道府県 | 補助事業名 |
青森県 | 新規顧客獲得へ!ラーメンの冷凍自販機販売 |
石川県 | 冷凍自販機による24時間販売で新規顧客開拓・生産性向上を実現 |
長野県 | 冷蔵自動販売機導入による、複数メリットのある事業 |
千葉県 | 焼肉弁当と冷凍自動販売機導入による販路の拡大 |
東京都 | 冷凍自動販売機を活用した持続可能な冷凍惣菜販売モデルの確立 |
東京都 | 冷凍自動販売機による有名店の冷凍ラーメン・餃子の販売 |
神奈川県 | 名店お取り寄せ冷凍自販機による事業協業モデルの開始 |
静岡県 | 冷凍自販機及び食券機導入による自社製品拡販と業務効率化 |
愛知県 | いつでも購入可能!冷凍自販機によるお持ち帰りラーメンの販売! |
愛知県 | 冷凍販売対応の自販機を店頭に設置。 |
三重県 | 冷凍自動販売機(ど冷えもん)を使用した無人販売の開始 |
滋賀県 | 冷凍自動販売機での近江牛や近江牛加工食品等の販売事業 |
福井県 | 冷凍自販機とテラス席導入による冷菓のテイクアウト販売強化事業 |
大阪府 | 冷凍自販機導入による新販路の開拓と業務効率化 |
山口県 | 自宅でお店の味を簡単に楽しめる冷凍自販機・通信販売事業の展開 |
岡山県 | マルチストック式冷凍自動販売機導入で冷凍弁当販売の24時間化 |
広島県 | 冷凍食品自動販売機設置による食品小売業への進出 |
広島県 | 新しい生活様式に対応した無人冷凍自動販売機でのお好み焼き販売 |
広島県 | 韓国家庭料理オモニソン冷凍自動販売機事業 |
鹿児島県 | 冷凍自販機と店内情報発信モニターの設置による売上向上計画 |
採択事例|ものづくり補助金で“ど冷えもん”を導入
次に、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金で“ど冷えもん”(冷凍自販機)を導入した採択事例を紹介していきます。ここでは2022年10月現在、最新の第10次締切分までの採択結果を紹介します。
都道府県 | 事業計画名 |
茨城県 | 冷凍自動販売機の導入によるモツ煮込みの無人販売 |
東京都 | コロナ禍における屋外対応型冷凍自動販売機による飲食店新ビジネスモデル展開事業計画 |
岡山県 | 冷凍自動販売機導入による、新しい販売方法の構築 |
東京都 | 急速冷凍機を活用した革新的な豆腐料理の冷凍食品を開発し、冷凍自販機で小売の開始 |
北海道 | 冷凍自販機での食肉24時間販売。眠らない食肉小売の新たな取組 |
東京都 | セントラルキッチン冷凍商品化と通販・自販機販売での経営安定化 |
神奈川県 | 日持ちグルメ(冷凍パン等)の自販機(パントリー)事業 |
三重県 | 非対面非接触の冷凍自販機導入による売上増大とFCシステムの構築 |
東京都 | 冷凍自動販売機による商品販売の新しいビジネスモデルの構築 |
大阪府 | 冷凍自動販売機によるPB肉総菜の非対面販売システムの構築 |
宮崎県 | 冷凍食品自動販売機「ど冷えもん」の設置で営業時間外の売上拡大 |
千葉県 | EC及び自動販売機による冷凍釜飯販売事業の展開 |
大阪府 | 焼売受託製造の生産性向上と冷凍自販機導入で消費者へ直販の確立 |
ど冷えもんの導入に補助金・助成金を活用するなら?
今回は、飲食業界から注目を浴びている冷凍自販機“ど冷えもん”の導入に活用できる補助金・助成金の採択事例を紹介してきました。冷凍自販機の導入での採択事例は多いので、補助金を活用してローリスクで“ど冷えもん”を導入するチャンスなのかもしれません。
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